勃起不全や勃起障害の症状

EDと呼ばれる勃起不全や勃起障害の症状は、薬によって改善することが可能です。
最も有名なのは、アメリカで開発されたバイアグラでしょう。
実はEDは、どんな男性にでも起こりうる生活習慣病の一種なのです。
以前は加齢に伴う症状の一つとして、仕方ないものとみなされてきました。
ところが近年研究が進むにつれて、糖尿病や高血圧などの患者がEDを併発している割合が非常に高いことが分かってきました。
糖尿病患者の実に80%、高血圧患者の60%がEDであるという調査結果が出ているほどです。
つまり、これら生活習慣病を改善することで、EDをも良くすることが可能になってきたのです。
これにより、ED改善に効果のある薬がいくつか販売されるようになりました。
現在、日本では3種類のED治療薬が一般的に知られています。
これらは常備薬ではなく、性行為時など必要に応じて服用します。
陰茎の中の海綿体と呼ばれる組織の血流が良くなると、勃起が起こります。
海綿体の血管はサイクリックGMPという物質によって拡張されるのですが、常にそうであっては日常生活が送れないため、PDE5という酵素がサイクリックを阻害することで血管の拡張を抑えています。
ED治療薬は、このPDE5を抑制してサイクリックを活発に作用させる効果を持っています。
つまり海綿体の血管を拡張し、血流を増やして勃起を促しているのです。
通常性行為の1時間前くらいに1錠服用すれば、4時間程度は効果が持続します。
1回1錠で十分効果は得られますが、薬の効き方には個人差があります。
なかなか効果が現れないからと言って、自己判断で量を増やすのは厳禁です。
また、立て続けに服用するのも避けてください。
1錠服用したあと、少なくとも24時間は空ける必要があります。
こういった用法・用量を守らずに服用すると大変な副作用が起こることもあるので、注意が必要です。
副作用がおきた場合は、必ず医師に相談してください。
また、初めて飲んだ時にそれほど効果がなかったとしても心配ありません。
ED治療薬は初めて服用した時には、緊張などちょっとした原因で効果が現れにくいことがよくあります。
その場合でも用法・用量を守って何度か服用していくと、体が慣れてスムーズに効果を得られるようになります。
さらに、十分な効果を引き出すために、十分な睡眠をとって体を休めたり、パートナーとの良好な雰囲気を演出するなどして、心身の面でも準備万端にしておくことが重要です。